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自分の自意識とぶつかった〜ワークショップ「ラポールと身体知」に参加してわかったこと

高石宏祐さんが講師を務められている、「ラポールと身体知」に参加してきた。


大切な人を大切にしたいけれど、どうもうまくできない。初詣で神社で祈ってしまう程、どうしたらいいかわからない。もっと開いて委ねて信じたい。そのために自分のことをもっとよく知りたい、というのが参加理由だったように思う。人に開くこと、体を触れ合わせることでできることがある、というのは最近出会った人が気付かせてくれたこと。


講座にはいろんな理由で来た方がいた。高石さんは「ここにくれば何か解決できる」と思っている人、講座を特効薬的に考えていそうな人、依存していまいそうな人は、「どうして来たのか、自分は何がしたいのか」という目的を問うて認識させていた。


講座の中で、私は自分の自意識にぶつかって、とても苦しくなった。自分のくだらない自意識で、開ききることができない自分が嫌という程よくわかって、もう、途中からしょんぼりしてしまった。


こんなところに来てまで、良く思われたいとか人とは少し違う自分でいたいとかうまくやりたいとか、そういうくだらないことを捨てきれない自分が本当に嫌で、恥ずかしかった。


高石さんは、なにかひとつ終わる度に、感想を参加者に聞いてくれたが、わたしは、自分に幻滅して下を向いてぼそぼそ答えることしかできなかった。

  • 結局他人の目がとても気になっていること、特別な人間になりたいと思っていること
  • 「相手のことを考えてると思われたい」と思っている=「結局自分が良く思われたい」と思っているだけなので、それが捨てられないと、いつまでも相手のことなんて考えられないということ
  • 相手を感じようとしない、受け入れようとしない、見ようとしないで、先走って突っ走ってしまうこと
  • 一方的にばーんと委ねることは得意だが、相手を受け入れること、自分の内部に入ることが全くできないこと


ということがよくわかった。悔しいけどこれがいまのわたし。


「以前よりも克服できた」、と勘違いしていた部分だから、とてもショックだった。ちゃんと、自分と向き合っていこう。